たっちゃんの日記

生活環境が変わったので、色々と記録してみることにしました。

インボイスの勉強

インボイスの勉強会を税務署の担当官を講師に迎え開催しました。2週間ほど前に開催したのですが、時間がなくて記事にすることができないままでいました。

私も個人事業主としての立場としても仕事をしているので納税額に影響が出てくる重要な制度です。

私個人の考えとしては、消費税は社会保障の財源たるものと考えています。消費税は税制で決められるもので財務省の範疇にある制度です。それに対して社会保障は健康保険・介護保険・年金保険に関わるもので厚生労働省の範疇にある制度です。

インボイスは消費税に関することなので、社会保障という話は全く出てきません。おそらく今後、年金制度などが改正されることがあれば、そこに関わる勉強会が行われるとすれば、そこではインボイスに関することは当然出てこないでしょう。

前は歳入庁を作って国税庁社会保険庁を統合して、、なんて話が出てきたこともありますが、そういう話ではなくてそこは政治の話になるのではないでしょうか?政治家の口から社会保障の財源が足りないから消費税を多く徴したい。税率を上げるよりも消費税をもらって納税していない人から徴するべきだ。という事を言った人は見たことがありません。でも実際はこういう趣旨のもとでインボイス制度が始まっているのです。

そこら辺のロジックが分かっていないと、結局目的外のところに税金が無駄に使われ、さらに社会保障も持続可能なものにというお題目をもとに搾り取られるか、それとも利用しにくいものになっていったりしてしまうのです。